年金 pension 2003 12 7
年金の改革は、むずかしいですが、
しかし、改革すべき点があります。
私の父親は、年金をもらう年齢ですが、
自営業者です。
そういうわけで、安定的な収入があります。
毎月、安定的な収入があるので、
年金は、どうしているのだろうかと聞いたら、
もらった年金で、今、流行のデジタル家電を買ったそうです。
今後も、年金で、他のデジタル家電を買うつもりらしい。
こういう、年金を使っての景気対策もあるのだと思いました。
この前、新聞では、
年金を、住宅ローンで苦しい息子に「仕送り」している親がいるとありました。
しかしながら、年金を、
デジタル家電の「購入資金」や、息子への「仕送り」に使うのは、
本来の使い方ではありません。
こういう、収入がある人や、一定の金融資産がある人に対しては、
年金の支給を停止すべきです。
そんなに年金に余裕があるならば、
年金を生活費として使い、ぎりぎりの生活をしている人へ、
もっと手厚く、支給すべきです。
一律に、杓子定規に、一定年齢になったら、
誰でも、年金がもらえるという制度は、おかしいのです。
これは、社会保険庁の怠慢でしょう。
年金は、デジタル家電の「購入資金」や、息子への「仕送り」のためにあるのではありません。
年金は、働けなくなった人への生活費です。